オスカルフランソワドジャルジェ

幸福な囚人のオスカルフランソワドジャルジェのレビュー・感想・評価

幸福な囚人(2019年製作の映画)
4.0
2019115

週末だけど通ってる映画館で観たい映画が無くて遠征。
ジャケ買いじゃないけどポスター見て直感的にこれは観たいと思いたって全く情報なしだけど会社終わってダッシュで劇場へ。

そうしたら21:00からなのにすでに立見席(1番目)ヽ( ̄д ̄;)ノ
後で気づいたのだけれど初日1回目の上映で舞台挨拶付き!しかも出演者、監督合わせて総勢14名ってメチャ豪華)^o^(
終了後のお見送りもついてなんて贅沢な日だ❗️
ヒューヒューだぜぃ。
とってもラッキー🤞

さてさて中身はというと人間の負の感情と影が描かれたドロドロした様相。
セリーグ・パリーグ渦巻くセパセパ交流戦な職場で皆が陰口だらけでもう誰も信じられず妄想と現実の狭間で鬱気味におかしくなっていく主人公が狂気に侵されていく…っていうお話。

少し大袈裟だけど現実にあり得そうで恐ろしい。
自分も会社ではいないところで何言われてるのかたまったもんじゃないなぁって思えて来る。他人事としては楽しめるけど自分に置き換えてみると恐ろしや (´༎ຶོρ༎ຶོ`)
世にも奇妙な物語的な内容でした。

欲を言えば監督の挨拶で狂気的な内容と言っていたのだけれどけど刺激される部分が少しだけズレているというか痒いところに手が届かない的な感じで突き抜け感が少しだけ物足りなかった。
人の不幸は蜜の味じゃないけど
ドロドロ感というかこういう世界観は好きな部類なのでちょっとそこだけが残念。

でも豪華挨拶&お見送りのサービスがあったので満足満足。

本能に忠実にあれって心に響く。
そしてタイトルにもなっている
幸福に囚われた囚人っていう部分、ジョジョ5部でブチャラティも似たような言葉言っていたな。とっても心に刺さってきたな。