ソ連を風刺したエルンスト・ルビッチ監督の名作ラブコメ。グレタ・ガルボの代表作。
厳格なソ連の女性ニノチカが、ロシア貴族の宝石を売却する監督者としてパリへ派遣される。一人の男レオンとの出会いが彼女を変える。
"Garbo LAUGHS'"
グレタ・ガルボが素敵。無感情の分析サイボーグから、明るくチャーミングな女性へ大変貌。風変わりなとんがり帽子をかぶるシーンがとても可愛かった。レストランでの大爆笑シーンも印象的だった。
ブラックユーモアもくすっと笑える。笑いのチューニングに少々時間がかかったが、ニノチカとレオンの掛け合い辺りからグッと面白くなった。思い返せば、「ハイル・ヒトラー！」とかガッツリ笑いのポイントだったな。
当時のエッフェル塔を登る貴重な映像。パリのプレイボーイはガルボだけでなく、レーニンまでも笑顔に変える。
"It's midnight. Look at the clock, one hand has met the other hand, they kiss. Isn't that wonderful?"
"It's midnight. One half of Paris is making love to the other part. "
"What have you done for mankind?"
"Not so much for mankind... for womankind, my record isn't quite so bleak."
"Your general appearance is not distasteful."
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