トンベリ

超擬態人間のトンベリのレビュー・感想・評価

超擬態人間(2018年製作の映画)
1.8
おそろしく速いバット・・
オレでなきゃ見逃しちゃうね


月末なので配信終了になりそうな映画中心に観ていこうと思ってたんですが、「全自動マシーン」が気になりすぎて鑑賞w


最初の付け足し説明みたいのが、
「本編で表現できなかった」と、表現力不足を露呈してるようで始まりから既に「うーん・・」って印象でスタート。


そして森の中にベッドのみがポツンとあるシーンで父が急にキレだす・・

自分、邦画が苦手な理由の一つがコレなんですよね・・
キレてる人、多すぎないですか・・?

刑事とかが出るとほぼ100%「おいッ!!」って怒鳴るじゃないですか、あの人たち。アレ、スゴく嫌いなんですよ・・

勿論邦画に限らず洋画でもキレシーンいくらでもありますけど、邦画のキレ演技って自分には「不快感に直結する」感じなんですよね。


自家用ジェットと1億の金動かすっていう生活水準を示す表現の幼さがヤバい。
子供が
「うちのパパの足は象くらい大きいんだ!」って言ってるのと大差ない。泣きそう


そして目当ての全自動のシーンは設備が動き出した瞬間笑ってしまったw
全自動卵割り機にタメ口聞いていいレベルの発明。
何だろう、コレが気になって観始めたんで「待ってました」感があったw
サイコパスババァの眼力スゴイ。
完全にアホですねこのシーン。

その後別のババァと息子のシーンに切り替わっても背後でずっと全自動の音と声聞こえてきてヤバいww

「あんた・・誰だい・・!?(ウィーンガッチャウィーンガッチャ」


アイデアは正直、面白いと思います。

ただ、中盤まで謎めいたシーンの切り貼りばかりなので、興味を失われる構成になってるのが勿体ない。「リアル鬼ごっこ」みたいなパターンですね。
最後の方も「えっまだ終わらないの?」の連続でした。
ちゃんとしたプロの人が編集したら、きっと面白くなるはず。

気持ち悪さも、コレ成功していると思います。
ホラー演出もいくつか「おっ」ってなるものありましたし、グロも、派手さはないけど人体の急所突いた描写が痛々しさありました。

ハイパー無駄死にワンちゃん -0.5


お気に入りは、

・釘抜くときの「いーて!☆」
・締め出された時の「お願いィー↑!」
・何も言ってないのに「何やとコラァーッ!?」←「何すんだ」が正解っすね

・蓮を見つけた警官「僕は待ちなさい」←??
トンベリ

トンベリ