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超擬態人間のレクのレビュー・感想・評価

超擬態人間(2018年製作の映画)
4.5
謎を謎で覆い、そこに隠された内包するテーマに気付かされた時、思わず身震いしてしまうほど。
インディーズ邦画ホラーの面白さは勿論のこと、『ザ・チャイルド』や『悪魔のいけにえ』などの海外ホラーを彷彿とさせる和洋折衷の娯楽性を追求した恐怖が怒涛の如く押し寄せる。

『超擬態人間』は『狂覗』同様に社会の縮図がホラー演出によって際立つ。
単なるスラッシャームービーでは終わらない奥深さに驚かされた。
藤井秀剛監督はジャンル映画の鬼才と言われてますが、散りばめられた暗喩はジャンルにハマらない独創性とセンスを感じます。
役者陣の殺られっぷりも楽しい!
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