ローズまりぃ

華麗なるギャツビーのローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

華麗なるギャツビー(1974年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

482本目。
8月配信終了一気見38作品目。
えぇえ…トムくそすぎるのは勿論なんだけどニック以外も中々酷かった。



1929年冬パーキンス療養所。精神疾患を抱えるニック・キャラウェイは医師の前で過去の出来事を回想する。
1920年代初頭かつてない好景気に沸くアメリカ。ウォール街は野心に満ち溢れた若者であふれていた。ニューヨーク郊外ロングアイランドのウェストエッグ。ニックは大豪邸の隣にある小さな家に引っ越してきた。学生時代は作家志望だったニックだったが今は夢を諦めて証券マンとして投資の勉強を始めようとしていた。ある日ニックは隣の邸宅の持ち主ジェイ・ギャツビーに招待されてパーティに参加する。毎週週末になると盛大なパーティを開いているギャツビーだったがパーティには顔を出さずパーティに来ている誰もがギャツビーの顔を見たことがなかった。それにもかかわらずギャツビーはニックには直接会い二人は色々な話をして仲良くなる。若くて顔もかっこいい大金持ちでみんなに偉大な人と呼ばれているギャツビーがニックに近付いた理由はギャツビーが昔からずっと会いたがっている女性デイジー・ブキャナンとニックが親戚だったから。ギャツビーは時間を重ねてニックと親密な関係になった後デイジーに会わせてほしいと頼む。
華麗な経歴をニックに語ったギャツビーだったが真実は違った。ギャツビーは貧乏な農夫の息子として生まれた。子供のときから貧乏な家庭で生まれた自分の人生に満足できず自分の故郷を離れていつか金持ちになろうと夢見ていた。そんな彼は偶然ヨットの事故に遭ったお金持ちを助けたことにより信用を得たギャツビーは彼の死後彼の家族を騙して財産を自分が相続。しかしその財産はあまり長く持たず再びギャツビーは貧乏になる。貧乏になったギャツビーは軍隊に入隊することに。ある日ギャツビーが偶然行ったパーティで運命の人に出会う。そのパーティにデイジーがいた。誰よりも綺麗だったデイジーに一目ぼれしたギャツビーだったがギャツビーが第一世界大戦に出征することにより二人は連絡が取れなくなる。そんな中デイジーは鉄道王の御曹司であるトム・ブキャナンとの結婚を半ば強制的に勧められデイジーはトムと結婚することになった。しかし結婚式当日ギャツビーからの手紙が届きデイジーはやはり結婚はできないと泣きながら拒否するも強制的に結婚させられることに。
デイジーが結婚したことを知りながらも彼女のことを諦めきれないギャツビーは再び金持ちへと登り詰めいつかデイジーが来てくれると信じて毎週末のパーティを開いていた。現在もデイジーは大金持ちのトムとの結婚生活を幸せだとは思っていなかった。浮気性のトムは今も他の女性と浮気をしていてデイジーはそのことが分かっていながら知らないふりをしている。デイジーがパーティに現れることはなかったがデイジーの親戚であるニックが現れた事がギャッツビーにとってチャンスだったのだ。ギャツビーはニックを通して彼女に再会するためニックの家でお茶会を開く。再会の日ギャツビーはニックの家中を花で派手に飾り緊張しながらデイジーの訪問を待つ。デイジーが来て久しぶりに会った二人は最初は緊張した面持ちだったが今でも想い続けていたことそしてデイジーがいまだに夫のトムを愛せていないことからデイジーの気持ちも以前のようにギャッツビーに傾いていき二人がまた恋に落ちるにはそう時間はかからなかった。何としてでもトムからデイジーを取り戻そうとするギャツビー。デイジーもトムとの結婚生活が幸せだと思っていなかったこともありギャツビーのところに戻ってくるものと思っていた。
一方トムは以前からギャッツビーの事を怪しいと思っていた。すぐにギャッツビーの調査を始めるとやがてギャッツビーとデイジーの関係を知ることになった。それ以降トムはギャッツビーを刺激し続ける。ギャツビーはそんなトムの行動にもかかわらず早くトムと別れて欲しいとデイジーに頼むもののデイジーはトムに別れたいとは言い出せない。トムはギャツビーのことをデイジーの前でずっと刺激し結局ギャツビーは我慢できず爆発し酒のビンを投げるなど暴れてしまう。そんなギャツビーの姿に失望したデイジーはトムに一緒に家に帰ろうと話すもののトムは『堂々とギャツビーと一緒に帰ってくるように』と話し一人帰ってしまう。デイジーは家に帰ろうとギャツビーの車を運転しているとその途中でトムの浮気相手マートルを誤って轢いてしまう。デイジーの起こした事故だったがギャツビーはその事実を隠蔽する。しかし自分の浮気相手が死んだことにデイジーとギャツビーが関係していると気がついたトムはマートルの夫ジョージにギャツビーが彼女を殺したのだと話す。ギャツビーを浮気相手だと信じたジョージは憎しみが抑えられず拳銃を持ってギャツビー邸に乗り込んでいく。ちょうどニックと電話をしていたギャツビーを背後から撃つ。「デイジー…」と呟きギャツビーは息絶えてしまった。ジョージはその後自らの頭を打ち抜き自殺してしまう。メディアはマートルの不倫相手及び轢き殺した犯人をギャツビーだと報じた。ギャツビー邸には数多くのマスコミが押し寄せている。ニックはギャツビーの葬儀について伝えようとデイジーに連絡をとろうとするがデイジーはトムと共にニューヨークを離れるため連絡がとれない。ギャツビーの葬儀にはニックだけが参列した。
話は冒頭のニックに戻る。ニックはギャツビーとの関り合いをまとめた回顧録に記した。それは「ギャツビー」というタイトルだったが「華麗なるギャツビー」にタイトルを改めるのだxちた。
ローズまりぃ

ローズまりぃ