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いつくしみふかきのToのネタバレレビュー・内容・結末

いつくしみふかき(2019年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

上映している映画館が期間延長してくれたおかげで観れた作品、感謝です!
父と息子のお話なんですが観始めは、なんて父親なんだ…と思いながら観て、なんて村なんだ…と思い、おい進一…と思い。良くない境遇が全て進一に降り注いでる感じに思えました。進一は特に目標もなくなんとなく生きてる感じに見える、でも父親の広志に会ってからちょっとずつ変わって…やはり心の底で父親を探していたのかな…って思いました。一方、広志も妻の実家に盗みに入って村から追い出されてからも人を騙しお金を取る、とロクでもない生き方をしていました、が進一に対しては少し違うのかな、と。
最後に向けて本当に少しずつ距離を縮めていった親子って感じです。
観終えた時はなんだか不思議な感覚…上手く表現が出来ない。でも進一と広志は本当に人間くさいなあ…って感じました。それ改心してないだろうって思ってるとしてないし、またやるだろうって思うとするし!
渡辺いっけいさんと遠山雄さんの演技、凄く良かった…遠山雄さんの舞台挨拶の回に行けなかったのが少し残念です…聞きたかったな!
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