こういう映画好きだわ〜。
阪元監督がフリーの殺し屋に密着取材する、という設定のモキュメンタリー映画。
『ベイビーわるきゅーれ』の魅力の一つでもあった、殺し屋という非現実的な職業を現実的な仕事のように描くギャップの可笑しさを更にクローズアップさせたような作品で面白かった。
殺しのシーンとかよりも、依頼完遂後の依頼者とのイザコザや打ち上げのシーンとかの日常描写が面白い。ベテラン殺し屋の山崎さんが特に好きで、おっさん特有のウザいノリがリアルすぎて爆笑した。
途中は結構安っぽいと感じるアクションシーンも多くて、これなら無理して入れなくてもいいのにと思ったけど終盤のアクションはかなり良かった。ただホワイトベアーあたりの映像は無理して映画風の映像にしなくても、ドキュメンタリー風の映像のままで良かったかなあと。
漫画『喧嘩稼業』の文さんのセリフがまんま出てきた上に煉獄のような連続技もあったり、絶対これ監督『喧嘩稼業』好きでしょ。(後からインタビュー記事読んだら監督・主演共に1番好きな漫画で『喧嘩稼業』を挙げてた)
