正直あんまり峰不二子が昔から好きじゃない。
というかハッキリ言って嫌い。
時と場合により敵であり味方ってスタンスが腹立つだけで、小悪魔的・ミステリアスな美女みたいなキャラクターに何の魅力も感じないからかも。
小池健監督によるモンキーパンチ原作の初期漫画の世界観をそのままアニメにした様な、今見ると非常にアヴァンギャルドで作画も絵画的な美しさ。
峰不二子が守る？子供のジーンが本当に普通の子供であり不二子と情愛を交わすにしても
、それ以外誰も頼る人間がいないからでありその描写は実にドライなのが逆によかった。
これが不二子が身を呈して損得勘定抜きでジーンを守ろうとしたりしたらどっちらけだったと思う。
今回の敵・殺し屋ビンカム。
普段は拘束されててユラユラやって来て呪術？を使う完全に異能力者。
と背後に潜む謎の巨大組織。
今回いきなり出てきた殺し屋を人工的に作り出し世界に派遣している秘密結社という設定。
｢あの御方｣とはやっぱりマモーでしょう。
非現実的な殺し屋との不条理なバトルは鈴木清順作品みたいで、コレからもっと見たい！
次は銭形警部？らしいですけど楽しみです。
