独特の世界観で観る人を選ぶ。
精神が安定していて、考察好きな人が、日中に、二人以上で観ることをお勧めします。
明るいのに怖い、という新しいホラー(と呼んでいいのか...)
音や映像で驚かしたり恐怖に陥れてきませんが、最初から引っかかる違和感、奇妙な伏線でだんだん気味悪くさせてくるタイプです。特に後半は独特の気味悪さが重なってくる展開なので、映画館でも席を立つ人が少し見られました。
画面が常に明るく同じ屋外の情景が続くので、やや中だるみしてしまったのは否めない。
初っ端から伏線が多く、それが回収されないまま終わるのがほとんどなので観賞後は恐怖に加え「あれは何だったんだ...？」「あの時なぜああしたんだ？」と疑問が残る。
公式HPに考察を手伝う情報やネタバレが掲載されているのは助かるが、一人で鑑賞すると疑問で混乱し1日まともに日常に戻れないので、二人以上で観ることを強くお勧めします。そうすれば終わった後、ああでもないこうでもないと１時間はゆうに議論できます。
一番お勧めできないのは、心配事があり、引き篭りがちで、夜に、一人で観ることです(すなわちコロナ自粛の今の時期には向かないw)。
もし一人で見てしまった人は、
このfilmarksやブログやSNSなどで色んな人の考察を読むと「なるほど！」「わかる、そこ意味わかんないよね」と孤独から救われるので大丈夫です。あるいはYouTubeの考察動画や公式のコメント欄を読んでも同じ気持ちの人に出会えてホッとするかもしれません。
