〜薄っぺらい感想〜
・新手のAVを見た感じ。
(誰かから怒られそう…。)
〜普通の感想〜
現地にたどり着くまでに道路が逆になったり、怖いはずの暗さよりも
明るさに不気味さを覚えるところもそう、
そもそもこの作品の中に
完全な「正解」も
「間違い」もない。
幸せとしての死の形
不幸としての生の形
(不幸=生、にはならないけど、
あのコミューンには
個としての生に、少なからず幸せを感じられないと…。)
境界線などないのである、というかわからないのである。
そして、そこにあるものへの
「共感性」を強いられる。
(セックスのシーンで女の人たちが共鳴することも、泣き喚く主人公と共に泣くことも。)
だからこそ
この作品に「胸糞」とか
「後味が悪い」と言う感想が多々見られるんだと思う。
完全な善悪の判断もできない一方で、何一つ共感もできないから…。
必ずしも
明るさに明るい部分があって
暗さに恐怖があるわけではない。
おそらくこの映画を見る
「ミッドサマー」な人たち
(丁度大人の真っ最中な人たち)に
この世の全ての事象の中の1人として
(作品の中で、結構「自然」と「人」が一体化しているシーンがあることから…)
個として、
自分を取り巻く全てのことに
判断を委ねる、というような作品なんじゃないかと思いました。
幻覚から覚めるには、今しかないかも…。
知らんけど。