ついに見た〜！
グロいとか怖いとか気持ち悪いより、ずっと不安になる映画だった。
見終わった後にいろんな考察読んだら、より一層ホルガという村の異常さと気持ち悪さを理解してしまって気持ち悪くなった。
映画館じゃなくて、iPadで見たからそこまでの不快感を感じなかったのかな…映画館だったらより鮮明に光の表現や音に当てられていたかもしれない。
伏線が割と多いので、この後こうなって行くんだろうな〜って予想はつきやすいんだけど、その予想を超えて不安になる描写が多かった。
ダニーがメイクイーンになった後の食事シーンで全てのものが動いて見えるところとか、
性の儀式の異常さとか…こういうシーンが来るって分かってても、なんでこんなことに…？と予想の上を超えて不安になる。
メリバエンドって聞いてたけど、人間らしさ・個人というものがないって私の中ではありえないことだからどの側面見てもバッドエンドかなと思う…
自分の価値観で語らなければ、ダニーは不安から解放されたということでハッピーエンドなのかなとも思うけど、一時的な幸せでしかないと思う。
気持ち悪いけどカルト村の因習とか、細部にこだわった伏線とか、自分の知りたい欲を刺激してくるのでまた見るかも。
民俗学とか明るい人間じゃないけど、普通じゃないものに惹かれてしまうというか、怖いもの見たさみたいな感覚に近い。
私がこの村に行った外の人間だとしたら、興味と恐怖で感情ごちゃ混ぜになってたかも。
そんな映画。
