どうしても観たくて、監督登壇付先行上映へ。
(またまた仕事半休もらってしまった)
『へレディタリー/継承』のアリアスター監督。
観終わった今、私の口からは「すごい。やばい」しか出てこない。
前作よりもホラー色は薄め。というかこれはホラーではない。監督曰く、失恋ムービー。そしてコメディでもある。
それを聞いてとても納得。思わず笑ってしまうシーンが多い。
意味不明すぎて笑えるってこういうことなんだ、とか自分を客観的に見てしまう自分がいて、とりあえず理解が追いつかない。
基本的には女性ダニーに沿って話が進むので、彼女への感情移入がメイン。
ラストは個人的にかなりスッキリ。
2時間半近くある映画だけど、その長さを感じさせない不思議な魅力があって、こちらの感覚まで麻痺しそう。
映像は自然やら花やらがよく出てくるので綺麗でちょっとだけ癒される。ちょっとだけね🌸🌹🌺🌻🌼💐
ホラーではないけど、グロシーンは有り。
自分でもびっくりなんだけど完全に目を閉じずに観れたのは、グロ耐性がより強化されたからかもなので、苦手な人にはおすすめできない…。
怖いけどホラー的要素ではない本作を観て、やっぱり怖いのは人間だなと思いました。
恋人と別れたい人はこの映画を一緒に観て別れましょう(監督談)。