ミッドサマーのデジャブのレビュー・感想・評価

猛毒をもって毒を制された。
観賞中は発狂しそうなくらい不快な感情で覆い尽くされるけど、観終わったあとは体内の毒をすべて抜かれたような不思議な爽快感に包まれた。

‪美術設計が緻密で祝祭の異質さを美しく彩っている。‬壁画のすべてが伏線。
‪音響は終始不安を駆り立てるような不気味な音。泣き声叫び声歌声すべてが不協和音。‬
作品全体が薬物。2時間半ずっとトリップしてたんだと思う。

とにかくイカれ狂った映画です。