超絶居心地の悪いホラー。
気持ちの悪い描写が多すぎて(特に後半)思わず笑ってしまうシーンもある。
アリ・アスター監督曰くこの映画はホラー映画ではなく恋愛映画とのこと。
確かに主人公ダニーとその彼氏クリスチャンは終わりかけの恋人関係。
彼氏からホルガという新しい依存先を見つけその関係に終止符を打って新たな人生をスタート!!という超ポジティブシンキングに見ればそうなのかも。
そして最後はダニーの笑顔で終わる、ダニー視点から見ればこれはハッピーエンドなのだ。(トリップしてる特殊な精神状態なのは置いといて)
この展開でハッピーエンドというのが1番ゾッとした、そういう意味ではこの映画は間違いなくホラー映画。
随所に散りばめられた伏線など、一度鑑賞した後に考察するとまた観たくなる映画でした。