田中太郎

ミッドサマーの田中太郎のレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.7
これほど不快という言葉が当てはまる映画は他に無いんじゃないか…

そう思える作品でした。本当に何から何まで最悪。もちろん良い意味で。

前作のヘレディタリーもそうだったけど、アリ・アスターは今までにない映画体験をさせてくれる

見た目がめちゃくちゃ気持ち悪くて見た事ないフルーツを食べる感じ。
で、いざ食べるとめちゃくちゃ濃厚で美味しかった、みたいな。

正直ストーリーは本当に今まで体験したことないような類の作品なので面白かった!と胸を張って言うことはできない。

が、しかし映画としての質が高いのは確実に言える。
撮影、演技、音楽、特殊メイク

何から何まで本当に素晴らしい。
多分この人にどんな作品をオファーしても自分なりに染めて良い作品に仕上げるんだろうな。

ストーリーも訳わかんないから展開が本当に読めないし、所々のゴア表現やサスペンス部分が本当に怖いので飽きない

けど少し…いや、結構長く感じた(笑)
ここカットでいいだろ!ってシーンは確かに無いんだけどもう少し縮小できたんじゃ…って言うシーンは結構ありました

個人的には前作のヘレディタリーの方が好きかな。


明るいのに怖い。
きっとこの映画はずっと僕の頭の中で嫌な明るさを放ち続けるでしょう
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[この映画のBest俳優]
ウィル・ポールター
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆
[オススメ度]☆☆☆
田中太郎

田中太郎