やっと準備が整ったので観に行けました。
ホラー映画として構えながら観に行ったものの、白夜という異質な環境なのも作用して実際はそこまで恐怖感はなく、ひたすら続く自分の常識とのズレで精神が摩耗していくような作品でした。
一回観ただけではやはりあまり深堀できずにいましたが、考察などを拝見して作品の設定部分を掘り下げて一つ一つの意味を見つけられたので、ある程度腑に落ちてスッキリしています。
逆に、そこまでは丁寧に作られた作品であることは分かるものの表面的な部分でしか観ることができず、正直やや物足りなさも感じました。
主人公ダニーにとっての幸福とは自由とは一体何であったのか、そして、その移り変わりとはといった要素については比較的分かり易く表現されていると思っています。
ただ、これらのメッセージを自分が受け取ってどんな感情を持てば良いのかはあまりわからない。熟考しないで他人の宗教に口を出すのはやめようね！ということを教訓にしたいと思います。
