Tomo

ミッドサマーのTomoのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
3.7
500日のサマーもある意味残酷な映画でしたが、本作品は物理的に残酷、狂気の塊みたいな映画です。

舞台は北欧にある小民族のコミューン。そこでは、90年に1度の祭典が行われようとしていました。
映画の始まりから無機質な電話音、消防車の音が鳴り続け本作品がホラー映画であることを告げるべく、恐怖を煽る演出がなされますが、そこはまだ序の口。主人公の大学生達が向かった北欧の村で行われる9日間の儀式にはだいぶ心をえぐられました...

明るいことがおそろしい、とはよく言ったもの。本来ホラー映画で安心するはずの昼の描写も本作品の中では、狂気に満ちたホラーの舞台となります。

美しいと思った描写も数多くあるけれど、二回は観たくないと素直に思った。エログロが苦手な人は避けるべき
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