このレビューはネタバレを含みます
品位の無い映画だ。
いろいろ言いたいことはあるがとにかく美しくないと言いたい。命や自然を扱うくせ不自然な華やかさで自然の美しさはない。死は祝福だと言いながら余所者を殺しちゃうのもカルトの恐怖などではなく単なるお遊びに思えてしまう。彼らが本当に死を恐れていないという設定のほうがよっぽど恐い。
もし仮にその滑稽さがテーマなのだとすればなぜ主人公がこの宗教に感化されるのか全くわからない。変なクスリで誤魔化してるやろ。恋人と上手くいかなかっただけで恨んではないだろうに。彼女は家族を手に入れたというオチなんだろうが、むだに近親相姦とか差し込むから何が言いたいのかよくわからん。
ディレクターズカット版だったから詰め込みすぎに感じたのかな？
