ミッドサマーのネタバレレビュー・内容・結末

上映館(3館)

ミッドサマー2019年製作の映画)

Midsommar

上映日:2020年02月21日

製作国:

上映時間:147分

あらすじ

「ミッドサマー」に投稿されたネタバレ・内容・結末


年寄りは自ら命を絶ち、男はみんな死ぬ、くらいの前情報だったので見当違いな部分もあるかもしれないが率直な感想。


キッッッッッッツ



"共感"の持つ力を最大限利用した、ある意味完璧でありながら、一つの異物だけで簡単に崩壊してしまいそうなコミュニティ。
そして外から来た男性陣の中でも特に"共感"能力の低いマークが真っ先に…。

最初から最後まで自ら"非を認めて謝罪する"ということをしなかったクリスチャン。
ダニーが家族を失った途端に彼女に"共感"して見せて(或いはダニーの悲しみに本当に共感して)優しくなるペレ。

ペレの両親が炎に焼かれて死んだのは儀式に立候補したから?

女性が主要な決定権を持つしきたりのコミュニティの中で男性であるペレは少しでもに上がりたかったから、友人たちを連れて帰り、自分の有用性を示したかった?

ダニーは感受性が強く他者の感情に強く依存するタイプだからこそ、村に馴染み、女王に選ばれる可能性があると踏んで近づいた?

彼が人類学部(だったっけ?)にいるのは、故郷の話をすれば興味を持たせ連れ帰ることのできる人間がいそうだから?
もしや外の人間を呼び込むために定期的にそういう分野に村の若者を送り込むのだろうか…?


それから作中に流れる音。
村人が演奏する楽器、歌、声、そのどれもが常に絶妙に揺れる不協和音で、彩度が高く美しい村の風景とのミスマッチによってうっすらとした不快感が常にある。

掘り下げようとするととても疲れるし、時間が立ってからじわじわと気分が悪ってくる。

あるシーンで(ハンニバルで見た…)と思ったのは私だけじゃないはず。
全裸の女達がセックスを応援するとこで笑いそうになってなんとか耐えたんだけど、混ざってきたところで混ざるなーー!!!汗汗汗となって吹き出して危なかった。ストールで口を抑えて声が漏れないよう頑張ったけど笑いが止まらなくて途中退席しようか迷った。一緒に見に行った友達をチラ見したら友達も笑ってた。
今年一番くらい笑ったので上映後体がポカポカしてて真冬なのにコートいらんかもしれんというくらい健康になった。
‪つまんなかったなぁ…怖くもなければグロくもないし、ストーリーも面白くないし長いし、、、ヘレディタリーのほうが100倍良かった…‬
序盤の、おじいちゃんがうまく飛び降りられなくてブーイング受けてるシーンがハイライトってくらい、その後の展開がどうでもいい…笑

そもそも登場人物の歴史や背景や心理描写がないので共感できず、恐怖を追体験できない。たとえば村の人々の心理描写が一人でも描けてたらまた違うのに。外から連れてこられた人、他にもいるんでしょう…?特殊な集落や異文化を描くならそこにいる人物描写ありきだと個人的には感じるので、北欧民族の文化や慣習についての興味も残念ながら掻き立てられなかった。

‪同じような形式ならグリーンインフェルノのほうが描写が超エグいだけまだ良かった気がする。ミッドサマーは不快感すら残らない。なにもない。映像を綺麗にする意図もわからん。白夜だから?だとしたら設定に頼りすぎでしょ…。
唯一、独特の民族音楽とか同じ声を共鳴させたりとか、息遣いとか、音の表現には監督のこだわりが見えてとても良かったです。
最後の方鳥肌が立ってた。
恐怖からだったのか、ただ単に空調だったのか。

音が耳に残る映画。

こういう宗教的な共同体でも、無駄に、いや謎に知識はあって、外の人間を呼び込んだりするのは匠だなって思った。何気に計画性みたいなものを感じる。

外の人間の殺し方は『ハンニバル』みたいな芸術性のある感じで、でも何故そのような殺し方をする目的までは良く分からなかった。

あのラストからは、自分が報われば良い、良ければいい、といった感じはした。でも狂気の笑みではあった。
追記

SAN値チェックポイント×いっぱい

映画館じゃなくちゃ、切ってた。


ちょー強かった。
ひゃおわあー
なんと、いうか、この世は地獄だとすれば天国? ユートピアだ。
現在。
中央線の電車内に、蝉が侵入した。いたく驚いた僕と、車中の方々と、ティッシュに包んで捨てたおばさん。
さいきん、緑が怖い。
蝉を握ったら、潰されてぐしゃぐしゃになった遺骸がこわい。踏み潰されたいも虫が靴の底に張り付いているのがこわい。たぶん、人に触って、同じことを感じる。もちろん、壊れるのは僕ですが。

最後の方さ、主役の子が情事を目にして、喘ぐところ、みんなで一緒になってやるところ、あれがすごくよかった。

啓蒙。ちょうどカントを読んでいまして。狂気というのが傲慢。郷に入っては郷に従え。生命のサイクル説。彼らがそこで生きていること、それをスクリーン越しに見ている私たち、だから、批評を免れない。
言葉は要らない。その、幸せ。言葉=不幸? 距離。判断。抵抗。やっぱり、おかしいじゃないかと思うけれども(!)、それが正しいことなのかどうかは判然としない。冒頭は現代で、未開人とおそらく啓蒙家諸氏が見たような連中から、進歩したようでなんにもかわっちゃいない。少なくとも、時は既に、今ここにのみあるから、前に進むんでもない、後に戻れることも、絶対にない。
バタイユは、どんな覚悟だったのだろう。
大衆病理から、アレが出てくることを僕は予想しない。アレはもっとエネルギッシュだし、ーーあ、でも、教祖誕生か。それにしても、最後は悲鳴をあげる。ーーそういう見方が既に偏っていて、嫌だ。
外の者ですから、僕は、あんな風にして殺されるのは嫌だ。
アメ公が、慈善事業と称して中東に爆弾落としまくったのも、なーんか肯ける…? いやいや、でも、あそこまで宗教心の高い奴らもいなくて、あ。
うん。どーでもいい。

まだまだ人生に期待してんのな。というか、こんなにかたちが崩れることに怯えていたっけ? 顔を覆ってみたり。ピントをずらして見たり。いやはや、気づかぬ間に保守的になっていようとは。よくも? 悪くも?? あはは。
・じんわりやんわりメンタルヘルスを崩してくる映画

・とにかく始終明るく鮮彩な画が続くのに不安さと不気味さを演出出来ているのは画期的ですごいと思う

・直接的な恐怖演出よりもそうでないシーンの方が恐怖を煽ってくる

・やはりコメディとホラーは紙一重なのだなと思わせるギリギリのバランスの中でしっかりホラーになっている
いや〜、背筋がぞわぞわする怖さ。
だけど面白くてグイグイ引き込まれる。。

北欧の百昼夜の描写ー夜が来ない、日照が続くーと、オレンジの美しい大地と自然が逆に怖さを引き立てる。異様さというか…
バッドトリップのシーンは妙にリアルでゾッとした。

ラスト、主人公は泣いていたしすんなりあのコミュニティーになじんだとは私は思えない。だけど、最後のカットでニヤリと笑っていたので、これから馴染んでいく、、洗脳されたと感じた。

カルトとコミューンは題材としてありがちだけど、映像が綺麗だから逆にゾワッとするってすごい手法だ。他の作品も見てみようかな。怖くても大丈夫な時に笑(昼?)
怖い。怖い。怖い。一番キツかったのは血のワシのシーン。まじグロ無理。ビビりながらも飛び降りの儀式は色々と考えた。よそ者から見たら狂気の沙汰だが彼らには常識かつ救済なのだろう。そりゃ分かり合えないよね。
驚かせる系のホラーというよりはグロ、恐怖全開といった内容。
ダニーが祝祭を通じて変化していくのをもっと細かく描写していたら、違う意味の恐怖も加わりもっと面白かったかも…
理解力ないだけだけど、なぜラストであの選択を取ったのか分かりにくかった
最後の不敵な笑顔に、女性の怖さを感じたw
まあ、ある意味宗教的な感じはブンブンしたので、抜け出そうとするなら。。。感はある程度予測できたけど、グロ系が自分的にあんまりなので、良い評価はしない。面白い作品ではあったと思うけど。
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