HarukaWatanabe

ミッドサマーのHarukaWatanabeのレビュー・感想・評価

ミッドサマー(2019年製作の映画)
4.0
絶望、妄想、不安、トラウマ、恐怖、死…

老人夫婦が崖から飛び降りるシーンは手に汗握りました。男の子が川に投げ入れられそうな場面では「やめてくれ!」と心の中で叫んだ。

スウェーデンの白夜の村を訪れた大学生たち。映画の細部に物語の伏線が隠れていて目が離せない。アリ・アスター監督は「これは恋愛映画だ」的なことを言ってたけど、そんなことはどうでも良くなるくらい色々と大変な映画である。

ラストは家族の死の悲しみ、恋人への疑心暗鬼、その他の煩わしさから解放され、究極の安息を得る。わかるようなわからないようなわかるような。

ドラッグでブリブリになって恐怖で「何か」から全力で逃げるシーンとか、自宅のトイレで泣いた後に外に出たら飛行機の中だったり、その辺の映像もツボでした。

一番地獄だったシーンについては敢えて言及しない笑
HarukaWatanabe

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