白夜の明るいお祭りという天国のような場所が舞台のホラー。
刺繍の服、花、壁画、黄色い建物、北欧の端正な顔立ちというビジュアルの美しさでずっと見れた。結構長い間というかタメがあるから飽きそうになるけど。
夏至祭や北欧神話、文化の非日常感がたまらなくスリルのある世界観を作ってて、引き込まれた。
ちょっとやりすぎだろっていう誇張した感じが現実離れしててホラーぽかった。
共感が救済になるのはすごく分かるしよいメッセージだと思うけど、入りこまれたくない場合とかただ忘れさせてほしい場合もあるよなあ。
共同体の閉ざされた思考の怖さを感じた。