米田哲丈

サウナのあるところの米田哲丈のネタバレレビュー・内容・結末

サウナのあるところ(2010年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

サウナが当たり前にある日常で、普通の人々による、普通の、そしてリアリティのある悲しみと喜びが淡々と語られる物語。

サウナの楽しみ方や、日常との距離感の違いはサウナーとしては面白い。
ただそれよりも、普通の人々の、ものすごく重たい悩みは、ドキュメンタリーだからこそ突き刺さるものはある。ドキュメンタリーじゃなかったら監督の胸ぐらを掴みたいぐらいの共感はあった。

別にサウナじゃなくていいし、本音で語られる人の、本当の悲しみの表現方法としてはベストを目指したものではない。サウナとしても日常の悲しみとしても中途半端な作品。
米田哲丈

米田哲丈