たかとけいた

サウナのあるところのたかとけいたのネタバレレビュー・内容・結末

サウナのあるところ(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに映画を観て眠くなりました。
予告編では「サウナに入れば悩みも解決するよ!」みたいな感じだったけど、実際は真逆で、サウナという閉ざされた空間で男たちが内面を解放する様子を観賞する作品でした。まぁこういうの大好きだからいいんだけど、広告の打ち方としてどうなの?とは思った。
100人いれば100通りの人生がある訳だけれど、その分悩み事も様々なものがあって、ぼくたちはこの作品を通して色々な苦悩を目にすることになるんだけど、人の悩みを知るのって救いになるんですよね。自分もそうなんだけど、辛いことがあってもそれを表に出さないのが美徳と捉える感覚って潜在的なものとしてみんな持っていて、そいつのせいで自分以外の人の悩みって視えずらいから、自分だけが辛いような感じがするんですよ、多分。だからこういう風に他の人が抱える悩みとか弱みをノンフィクションで認識する作業ってとても救いになる気がする。
ただやっぱ予告の作り方はなぁ。ラーメン食べに行ったらエビチャーハン出てきたみたいな。ぼくは好きだから全然食べられたけど、エビアレルギーの人もいるからねぇ。