君の誕生日のYuriIkezonoのネタバレレビュー・内容・結末

2014年、まだ高校生だった時、衝撃が走った。船の沈没により、たくさんの命が奪われた。生々しく、あまりにもリアルな出来事だった。あの時、私と同じ高校生だった彼らは今でも生きている不思議な感じがするが、実際には2014年で時が止まっている。時が止まってしまった遺族の悲しみや葛藤と彼らが生きた十数年の思い出が暖かく掘り起こされていく様子を描いている作品であった。