愛する人をいきなり失った喪失感。
日常の中でふとした時に思い出すその瞬間は、幸せというよりも苦しみの方が大きい。
愛が深ければ深いほど、さらに。
辛さがぐーっと伝わってきて、最後の30分は涙でぐしゃぐしゃでした。
あの苦しみを一人で抱えてたお母さん、
辛かっただろうなあ。
そして周りで見てたり支えてたりした人たちも。
だからこそ、ラストがあんな形でそれぞれの心のうちを見せられてよかった。
吐き出して、分かち合うことで、前を向けることもある。…少しは癒えたのかな。
ただ、詩の部分だけ、納得がいかなかった…。
なぜ、あの場面で誰かも分からない人の言葉をかりて、しかもあれだけの真に迫ることを言えるのか…そこだけがどうしても気になってしまいました。