らりる

君の誕生日のらりるのレビュー・感想・評価

君の誕生日(2018年製作の映画)
3.8
セウォル号沈没事故を題材に、犠牲者の遺族の視点から描いた作品。

予備知識なく観たので途中で息子が亡くなった原因がセウォル号の事故だと分かり胸が痛んだ。

遺族も生存者もどこかで後悔や罪悪感に苦しめられていて辛い。

賠償金や特別待遇された事で世間からバッシングを受けていた事も知らなかった。
親戚の叔父さん、まじでクソ野郎。

最後の誕生日会は号泣した。

あと、映画だからかもしれないけど、お隣の家族、とくに奥さん。良い人すぎるやろ!
隣から泣き声が聞こえてきたら(壁薄いの?)駆けつけて薬を飲ませてあげたり、ご飯を食べさせてあげたり…

韓国作品ってお節介なおばさんとかよく出てきて正直、えっ…って思う事あるんだけど、この作品はそのお節介さに愛を感じた。
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