りす

ミッション:8ミニッツのりすのレビュー・感想・評価

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)
4.8
2017年9本目、1月9本目の鑑賞

私の中で恐らく生涯ベストな作品!!



何度観たか分からないけどもレビューをしてみます

いきなり電車のボックス席のシーンで始まり、自分ではない名前を呼び、話しかけてくる目の前に座っている女性
戸惑いつつ、車内を歩いていると‥

何も知らずに見て欲しいので内容について多くは語れません
ただ、はっきりと言えることはダンカンジョーンズは天才の血を受け継いでいるということです
デヴィッドボーイの息子である彼はこの作品でも、デビュー作の『月に囚われた男』でも存分に才能を発揮しています

それに加えてジェイクギレンホールの演技です
彼が出る作品は誰でも知っているような傑作は少ないけれど、隠れた名作が本当に多いです
『遠い空の向こうに』も素晴らしいですし‥

さて、今作の良さですが、なによりも推したいのが低予算なことです
低予算で面白いものを生み出すとなると、アイディア勝負になることが多いです
この作品はアイディアさえあればどこの国でも生み出せると思うし、資金力がなくても製作するチャンスがあります
この作品のアイディアには脱帽してしまいます
鳥肌も避けられません

そして、みなさんが蛇足と言っている点があったからこそ、この映画を評価している私がいます
恐らく私と同じような感想を持っている方も少なからずいらっしゃると思います
言うならば終わり方が、他の作品とは違う、この作品を特殊な作品へと変えたのだと思っています

上映時間も短いですし、1人でも多くの人に知っていただきたい作品です
もちろん、合わない方もいると思いますが‥
りす

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