このレビューはネタバレを含みます
タイムループの時間を短く切ったところがアイデア。分岐点までもどって別選択から展開がひろがるループもののパターンでなく、あくまで爆発という終着点が固定されていることとリセットの繰り返しの冷酷さが、少しダークな感触。
ジェイク・ジレンホールは普通なんだけど、ストーリーの肝となるモニター越しおばさんたるヴェラ・ファーミガが、もううまい具合に作りこんでて、無理な設定のストーリーを飲み込まさせる(オール・ユー・ニード・イズ・キルのエミリー・ブラントが無茶過ぎるのと同じ)。
最後の収束の仕方が少しわかりにくくて勿体ないとはいえ、まさかという落としどころに持っていく驚きの心地よさ。