油淋鶏大盛りさんの映画レビュー・感想・評価

油淋鶏大盛り

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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.0

浮遊感と孤立感。温度も感じない無音の世界に取り残されて、溶け落ちていくような感覚が好きだなんていう優等生のような感想じゃなくて、難解癖あり脚本家と奇抜感など気にしない、思い切りが良すぎる監督が、もう、>>続きを読む

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.0

リマスター版で見たら、飲み口もいいし、深みのある旨味まで出て、熟成された良い塩梅。長さ、くどさ云々も、この忙しない時代、どっかりのんびりするのにうってつけ。
そして、インド4000年の歴史に基づく(知
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

靴と靴紐そして子供の目線と大人の視点。そんな切り取り方に的確なカメラの高さの変化。
コミカルな部分の作り込みも、デフォルメとクローズアップされるポイントに癖があるのも、あくまで内向きな私小説、私世界な
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バイス(2018年製作の映画)

4.0

見ながら、考えが飛んでってしまうところが、いくつかあって、最初から最後まで、いい意味で、集中できない時間が頻繁に訪れる。こんな感覚そのものが、アダムマッケイの術中にはまっているのかな。

まずは、役者
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.0

いろんなものが去来する。バートレイノルズ自身のこと、映画界の浮き沈み、スターの栄光と凋落、演技や作品に対する評価、はたまた、見ているこちら側も含め、誰しもにあてはまる老いゆく自身への思いであったり、過>>続きを読む

素晴らしき日(1996年製作の映画)

5.0

子供たち、甘えたくて、じっとなんかしてらんないの当たり前、かまって欲しい、こっち見て欲しい、お父さんお母さん大好きなんだから、そしてネコについて行くのも当たり前。90年代のNYの雰囲気が良いし、絵空事>>続きを読む

奥さまは魔女(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

エフロン姉妹にアダムマッケイも脚本に名を連ねてるけど、さすがに作品のコンセプトから、はめを外さない範囲の檻に入れられたウィルフェレルは窮屈そう、しかもNキッドマンと恋仲なんていう豚に真珠みたいな役回り>>続きを読む

ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)

3.0

性別や年齢、その人の職業や肩書、そして人種や国籍、そもそも生死も含めて、色んなラベルを取り払った立ち位置、映画の場を借りたパフォーマーの表現とでも言う絵作り。そういう舞台としてパリの街が映えるってこと>>続きを読む

幸せの始まりは(2010年製作の映画)

2.0

駄目っぷりの引き出しいくつある?というOウィルソンと主役たちを食ってしまうキャスリーンハーンの目立ち方が見どころかも。あんまり冷静に見ないでちょうど良い。ジェームズ・L・ブルックスの片手間仕事?…。

ゲット・ショーティ(1995年製作の映画)

4.0

子供の使いみたいなはずの借金取りが映画好きって起点から交錯していく展開の中、大物はいうまでもなく脇役陣がもう煮卵みたいに味が濃い。
それとジョンルーリーの音楽、はさみこまれるBooker T. & t
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.0

大概の男は、見た目オッサンになってても中身は中学生のままみたいな真理を突いてる。バチェラーパーティ的旅行フォーマットをそんな暑苦しいオッサンに置き換えるだけで、その顛末は、周りの人物からみて、非常に含>>続きを読む

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.0

まだ実をつけたばかりで育ってない野菜のよう。まだ、本当に伝えたいことが何なのか自分でもわからない、何かに夢中になる気持ちや苛立ちと反発。大人になれば自分が何者かわかるというわけでもないけど、それ相応に>>続きを読む

最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

3.0

人種✕宗教✕偏見の倍々ゲームどころか累乗かネズミ算。相容れない部分が山積みでも移民国家だから逆に国籍はみんな同じだというのもなかなか日本人には経験し難い。コメディなんだけど、異文化共生を学ぶための副読>>続きを読む

俺たちホームズ&ワトソン(2018年製作の映画)

3.0

真面目に見なくてよいし、真正面から語らなくていい。必ず一定の客はいるから。その数が多いかと言われれば、多分、少ないのだけれど。そして、私もその中にカウントされてる。
しかし、映画のパロディやホームズ関
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ゲーム・ナイト(2018年製作の映画)

4.0

出てくる小さい問いかけや掛け合いのオチが全部わかったかというと、そうでもない。けれど、映画ネタ、歌ネタ、生活ネタそれぞれ微妙なさじ加減でとてもうまい。ちょっとでも、品位が高い感じとか嫌味に教養をひけら>>続きを読む

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

5.0

塗りたくりのケイトブランシェットに負けないカールアーバンの濃い顔、こんなトコにいたのかと嬉しくて歓喜。
登場人物全員、手の掛かるお坊っちゃまとおてんば揃いで、そのうえ、みな力だけは持て余した暴れん坊。
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エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

5.0

何かに肩をつかまれて揺さぶられてるような、このありそうで経験したことのない余韻は何なのか表すことができなくて、何も話したくない気分。ただし、何か食べたくなったのは確か。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

EGのお葬式でも、やたらいい立ち位置だったメイおばさん、ますます存在価値上がりまくりの大出世。
その大好きなマリサトメイとCスマルダーズに先生2人、それから敵側の妙齢で一途な研究者多数。トムホランドは
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ソーがデュードに例えられるところで大笑いしつつ「鳥肌」がたった。
惜しみないファンサービスを行いつつも、内省的なプロットと情緒的な描写、際立つ無音や静寂。
ちまたには、いろいろとサノス評もあるんでしょ
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.0

ますますMペーニャのダシが効いて美味しい。Mファイファー出たら、もう、話の中身なんてどうでもよくなった。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

チーム戦の宇宙活劇でままある同時多元中継がパラレルで進む流れ、フレンチとイタリアンと中華と和食の名店をただ一皿ずつ食べては回っていくようなもの。スパイダーマンやロケットの台詞回しは休憩代わりのファース>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.0

ティルダ様、ティルダ様、ああ畏れ多きティルダ様。白魔女とタイプ違いと言え、比較対象がない寡占企業。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.0

みな聖人君子でないことが面白いのだけれど、跳び箱の前のロイター板のような話。東軍西軍でネタ合戦をさせるための仕掛けがあまりに薄すぎて、全くのむだ働きという「贅沢」。  

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

決闘という世界観はやはりコミック。ルール上はまっとうに彼が王位じゃないの?逆に武力で討伐したら軍事クーデターやん。
地球の将来を左右する資源と圧倒的な科学技術力を有する国の政治体制が、5カ国の共和制を
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アントマン(2015年製作の映画)

3.0

紆余曲折あってアダムマッケイが川上から川下までの重厚長大産業マーベルにどう噛んだのかという視点で見ると、ちょっと物足りないカジュアルさ。
そのなかで、安定の成り切り具合のMペーニャは、いつもどおり最高
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.0

問題の端緒は身内なのにそれこそ大騒動になって、こういう溜飲の下げ方なのねと納得。
顔を塗ろうが、ブリティッシュツンデレおっちゃんPベタニーの堂々たる背の高さが生きる、その顔出し登場のための前説。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.0

漫才だけでなくトリオやカルテットでも秀逸な会話劇。
昔、スネークであったとは到底思えない銀河一お気楽なカートラッセルを見るのも楽しかった。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

5.0

口上を述べる前に体が先に動いてるときと、あらかじめオチまで話してからでないと動作が始まらないときの組み合わせの妙。話自体は20世紀前半レベルのスペースオペラなのに…。

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

4.0

Cスマルダーズのマリアヒルが好きで、もう、その活躍を単純にきゃあきゃあと応援するのみ。
時系列で見直したら、初見は、度のあってない眼鏡でぼんやりとしか見えてなかったようなものだったし、のちのち、肝心の
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.0

とてつもない田舎の由緒正しき旧家の舅、姑問題みたいに見えてきた。

アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.0

宇宙やら異世界やらからの人類滅亡危機よりも、何がしたいのかわからない小悪党とバタバタするアイアンマンの方が好きかも。

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

3.0

具材が乗りまくった押し寿司。いくら押しても型枠からはみ出てしまうので、いつまでたっても盛り付けられない。

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.0

スカルスガルド(父)の格好良さに痺れたなあ。放蕩息子の更生ばなしとブラコン弟のひねくれ反抗期を、あくまで登場人物紹介の前フリとして、いわば昔の大映ドラマ風に仕立てた薄っぺらさ、それがとても良い。

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)

3.0

リブタイラーの出る話はお父さんが肝で両極端という勝手な印象。

アイアンマン2(2010年製作の映画)

3.0

ミッキー・ロークとサムロックウェルが二人してくすぐり続ける。
時系列順で連続見したら、ブラックウィドウとコールマンの動きは表裏の見方ができて楽しく、ポッツとトニーの掛け合いは昔のダチョウ倶楽部のようだ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.0

もはや秘書時代のポッツを懐かしむ話にしか見えなくなった。とはいえ、初鑑賞時は衝撃だった。AC/DCも○。

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