上海十月

日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章の上海十月のレビュー・感想・評価

2.5
日本フィルの労働争議の映画だった。神山征二郎は、昔から独立プロの助監督をスタートにしてたので苦労人。私事だが家に牛乳を配達する会社の社長の娘さんが神山監督の奥さんで私のおばあちゃんから監督の映画見に行くようにと言われ「ふるさと」を含め見に行くことになっていたので神山作品は、わりと馴染みが深い。本作は当時人気だった風間杜夫と田中裕子主演と言うことでかなり注目された記憶がある。労働争議が背景なので、ただでさえ辛気臭いところを上手い具合に恋愛とか崇高な芸術とか挫折とかで料理するところが、この監督のうまさかな。ただ説教くさいので正直な感想ですが今一つ乗れないですね。私自身がクラッシックに全然興味がないのも原因かもしれない。
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