日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章の作品情報・感想・評価

『日本フィルハーモニー物語 炎の第五楽章』に投稿された感想・評価

Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.5
田中裕子出演作だから観た。
1984年3月10日、銀座ヤマハホールの音楽映画鑑賞会で観た。(1000円)

当時、田中裕子の大ファンで、田中裕子の舞台挨拶は必ず観に行き、その後出口でサインをいただいたりしていた。
この作品も『田中裕子が出演しているから観た』という作品。

田中裕子は、寒そうな信州の風に当たったり、ピアノを弾いたりと、その役作りに感心した。

ただ、自分はクラシック音楽ファンではないので、この映画の物語のように「日本フィルが解散決定、その苦難を乗り越えて、中央アルプスの山々に演奏会の音が響くというようなもので、感動はさほど無かった。
クラシック音楽好きの人が観れば、楽しめる映画なのかもしれない。
留

留の感想・評価

1.0
点数は渡辺暁雄の指揮に対して。
俳優陣は皆それらしくオーケストラのプレイヤーを演じているが、「それらしく」でしかない。渡辺暁雄はそのままで真っ当な音楽家である。
日フィルが分裂する原因にもなり、フジサンケイグループと斗うことをいさぎよしとしなかった、あのイヤミ(かなり否定的に映画では描かれている)な指揮者 堂本一生は小澤征爾だったんですね。ちょっとショック。彼こそが反骨の音楽家だと思ってたので。憎むべきはフジサンケイグループなのになぁ!
主人公 樺沢(風間杜夫)が友人がウィーンに行くと聞いて落ち込み、飲んだくれて荒れる描写がけっこう続く。ここに陰々としたセンチメンタルな音楽がこれでもかと流されるが、ホントやめてほしい。古くさくダサい。
クライマックスはラスト、樺沢の故郷 信州でのコンサートにしているのだろうが、満席のコンサート会場でいきなり《新世界》交響曲の第4楽章が始まり延々と10分ほど最後まで演奏される。で、万雷の拍手喝さいとアンコールの子供達の歌う《故郷》とオケの伴奏。風間と田中が雪景色の中を睦まじく歩いていくショットで終わる。
これ、映画じゃないでしょ!

高橋克典、どこに出てるのかどうしても分からなかった。
殿山泰司からチケットを買う黒縁メガネのちょっとおデブな高校生じゃないよね?
Jasminne

Jasminneの感想・評価

5.0
最高傑作なのに未ソフト化らしい。

風間杜夫は甲斐性がなさそうで楽器がよく似合う。麻雀牌も似合うけど。
松田優作や又野誠治なら田中裕子を張り倒してそうなシーンもあるけど風間杜夫から暴力の匂いがしないから安心して見ていられる。

東洋放送となってるけど実際のところフジテレビなんだよね。フジテレビは昔労働争議をたくさん抱えていてその時の労組の幹部が日枝久なんだから事実は面白い。ライブドアにフジテレビが買われそうになった時に反動オヤジみたいに見えた日枝久だけど本当の反動つーか頭空っぽは堀江のほうだったわけだし。

演奏のシーンも秀逸で役者がうまいから本当に演奏できるんだねって思わせてくれた。あっぱれである。

オープニングのクレジットには長塚京三の名前はなかったけどすごく目立っていて長塚京三プロモーションムービーとも言える作品だった。81年の本作だけど80年代の長塚京三人気はすごかったと50代の人が言っていた。長塚京三の快進撃の始まりを予感させる活きの良さだった。
パーラメントの時の声の長塚京三。今の長塚京三は声がジジイだけどこの作品の時は若いから声がいいんだ。

浜田光夫とか日活スターも出ていてどこを切り取っても傑作である。

052
日本フィルの労働争議の映画だった。神山征二郎は、昔から独立プロの助監督をスタートにしてたので苦労人。私事だが家に牛乳を配達する会社の社長の娘さんが神山監督の奥さんで私のおばあちゃんから監督の映画見に行くようにと言われ「ふるさと」を含め見に行くことになっていたので神山作品は、わりと馴染みが深い。本作は当時人気だった風間杜夫と田中裕子主演と言うことでかなり注目された記憶がある。労働争議が背景なので、ただでさえ辛気臭いところを上手い具合に恋愛とか崇高な芸術とか挫折とかで料理するところが、この監督のうまさかな。ただ説教くさいので正直な感想ですが今一つ乗れないですね。私自身がクラッシックに全然興味がないのも原因かもしれない。
ぴゅう

ぴゅうの感想・評価

3.0
クラシック詳しくない私でも知ってる日本フィルハーモニー交響楽団の、存続の危機を乗り越えての復活の「新世界」。良かったです

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