このレビューはネタバレを含みます
スペインらしさなのか監督らしさなのか、光と色彩が明るくて、暗めなシーンもあまり落ち込まずに見られた。地域性や作家が主人公なのも相まって口説き方のラテンぽさが過ぎててウケた。
題名にペインって付いてるし、荒んでるシーンが見てられなかったらどうしよう……と思っていたけれど、応援したくなるぐらい健気で意思が強かったからいい意味で裏切られた!
前を向く、気持ちを切り替えるきっかけが分かりやすくて面白かった、都合よすぎて笑っちゃうくらい主人公が愛に真摯だったな。ドキドキするシーンがいくつもあって、何回かウルっとした。
監督、きっとこの主演のこと信用してるんだな〜って重さが伝わってきて、それにもグッときた。昔の作品も見てみたくなった。