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「ペイン・アンド・グローリー」に投稿された感想・評価

バネ

バネの感想・評価

3.0
いつもの感ぢのALMODOVAR作品を期待していたので、ちと拍子抜け。自伝的な内容らしく、子供時代の回想と現代が交差しており。ラストのオチだけは、良かったかと。
この手の作品、否定はしないけどあんま好んでは観ないかな。。
さち

さちの感想・評価

4.0
2020.6.23

アルモドバル監督の自伝的作品と聞いて見ないわけが無かろう!!笑

身体の痛みは心の痛み。
相変わらずお洒落なお部屋で悲壮感は半減するけどそれもまた才能なのかなぁなんて勘繰ってしまうから不思議。

プールに潜るおじさんいたらそれはもうバンデラス。
Angiii

Angiiiの感想・評価

4.5
いつの日にか新文芸坐にて観賞。
人生に疲弊した男が日々の小さな温もりと過去の優しい痛みによって新しい一歩を踏み出そうとする過程を描く。我々は皆、自分達にとってとても大切なものを追憶のうちにこぼしてきているのだろう。

映像としては時間軸の捩れやカットの意識的な"浮き"、どれも新鮮で幾何学的な面白さが味わえる。それとキスシーンがめちゃめちゃセクシーだったのでこれだけで100点あげたい。
R

Rの感想・評価

3.0
オープニングが「ウルトラセブン」っぽい(笑)

映画監督サルバドールが、現在と思い出(過去)を行ったり来たりしながら、自分を自伝的に語る映画だった。
これは、ペドロ・アルモドバル監督の自伝なのだろうか?

サルバドールが過去を思い出す時に、かつての出演者俳優の影響ではじめた麻薬をきっかけに時間遡及するという展開は凄い(笑)
アルモドバル監督作品の常連のペネロペ・クルスは、少年時代のサルバドールの母親役で出演している。

それなりに楽しめる映画だった。
モズク

モズクの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画館で2回鑑賞後、Blu-ray購入。

学生時代、何気なくみたペドロ・アルモドバル監督の
「罰当たり修道院の最期」のビビッドさに夢中になりそこからのアルモドバルファンに。

久々の監督作という事で鑑賞し。まず、アルモドバル映画必須のマーブリングというか、アナログ的なオープニング。
これだけで、もう掴まれます。

監督の自伝的作品と言うが、実際のお話しどうこうよりも。
ニューシネマパラダイスのスペイン版とも言われるけども。
老齢に差し掛かった映画監督をベースにした『俺も映画作り続けるから、皆さんもなんとか生きてこうよ。人生捨てたものじゃないよ』なお話しかな?と。

元恋人との会話は、もう。
素敵で優しくて、切なくて。
本気で映画史に残るのではというくらい。

監督役アントニオ・バンデラスと
元恋人役レオナルド・スバーリャの二大ベテラン俳優さん。
若い時から色気をギンギンに振り撒いていた方達がこんな枯れてるけれども、枯れきってない絶妙の元恋人達のシーンは心に残ります。

また、過去のわだかまりのあった、俳優役のアシエル・エチェアンディアが、薬物はやるし。食えないけれども、
演劇となると完璧な感じに完全に魅了されアシエルさんの大ファンになりました。

彼は、バスク人だからこその持ち味があり過去作も是非チェックせねばと。

他にも、少年時代パートでのペネロペ・クルス演じる魅力的な母親をはじめ、性の目覚めのきっかけとなる美しい思い出等とにかく盛りだくさんなんだけど、全部まとめきる力量は、アルモドバルならではかなと。
他のアルモドバル作品より、ライトな印象だからこそ味わい深く。今現在、ヨレヨレになりがちなコロナ禍で余計に染みた映画です。
ぱぷり

ぱぷりの感想・評価

3.5
脊椎が痛くて痛み止めも効かないなんて聞いただけで超恐ろしい。
あまりの痛さでヘロインに逃げるとか辛すぎますね。

身体の痛みが精神も蝕み前向きになれない日々において、どのように残りの人生に向き合えば良いのだろう?
人を選ぶ映画かも知れませんが、響く人には救われる物語だと思いました。

監督の自伝的映画だそうです。
主人公を演じるアントニオ・バンデラスがじーさんになっててびっくり!
しかし中々のイケオジです。流石です。
原色大好きアルマドバル監督のセンスの良さは変わりませんね。ファッションもインテリアも目の保養になります。
それだけでも値打ちがある。

ラストもオシャレでした。
2021 5.30 鑑賞
1枚の絵が、映画監督を救った‼️
巨匠の自伝的作品であると聞いて、ヘロインでキマるのはさすがにマズイだろうと心配になっていたが、やっぱりそのへんはちゃんとフィクションだったみたいで安心。

栄光の裏に痛みあり、痛みの裏に栄光あり。当事者にしか知り得ないその痛みの部分をここまで晒け出すのは、勇気が要ることだっただろうと思う。幼少期に遡って振り返る経験の数々と、それによって形成されたペドロ・アルモドバルというある人間の記録。綺麗な映画だった。
mika

mikaの感想・評価

-
川のところ引き込まれるペネロペさんほんと綺麗。洞窟の家もわくわくした
マヒロ

マヒロの感想・評価

3.0
身体の不調から制作意欲を失ってしまった映画監督のサルバドール(アントニオ・バンデラス)は、自身の過去作の再上映イベントをきっかけに過去を振り返っていく……というお話。

アルモドバル監督による『8 1/2』的な作品で、幼少期の出来事と映画制作に関する思いが交互に描かれていく。
監督の分身とも言える主人公を演じるのはアントニオ・バンデラスで、『デスペラード』辺りの脂ぎった男臭さとは全く違った枯れた渋い男になっていて、その変貌ぶりにびっくりした。この人『エクスペンダブルズ3』ではおしゃべりおじさんだったり、地味にどんな役でもしれっとこなしてしまってるのが凄い。

まず目を引くのが、オープニングクレジットの背景で蠢くマーブル模様の美しさで、本編でもカラフルな色遣いが目に楽しく、幼少期を過ごした川辺や洞窟の家の瑞々しい自然と対比するかのような、現在の家のカラフルなインテリアなど、こだわり抜かれた色彩設計が良かった。

家族や友人、恋愛や仕事に至るまで、人生の重要な出来事が記憶を思い返すかのように描かれていくが、一つの流れというよりは本当にポツポツと事実が出てくるだけのようで、もうちょっと幼少期と現在の出来事のリンクが見られたら良かったかなと思った。
『8 1/2』もしかり、同じく製作者の苦悩が主題の『アダプテーション』なんかを観た時も思ったが、こういう監督の私小説(?)的な映画は、監督本人のパーソナリティを深く知ってたらもっと面白かったかな、と感じることが多くて、個人的にアルモドバル監督についてはいくつか好きな作品がある……くらいの距離感だったので、そこまでハマりきれなかったかも。映画として好きな場面もあるんだけど、あくまで監督のために作られたもので自分のための映画だとは受け取れない感じ。

(2021.79)
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