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ペイン・アンド・グローリーのcalroのレビュー・感想・評価

3.7
老いた映画監督の現在と過去をつなぐそれぞれの物語が瑞々しい。鮮やかな映像と、老いた男の孤独と絶望と、それでもちょっとしたきっかけから改めて自らの人生と対峙していくその爽やかで瑞々しい展開は見事。日常に潜むそのちょっとした人生のかけらが、いやらしくもなく、恥ずかしげもなく展開されるので、前向きというほどでもなく、自然と寄り添った気持ちになれる。
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