このレビューはネタバレを含みます
大きな波風はなくともじわじわと効いてくるタイプの家族ドラマ。余命宣告を受けた祖母に病状を伝えないことを家族一同で決めるが…
親族の集まりの雰囲気とか身に覚えありすぎて国は違えど全く人ごととは思えなかった。笑
センチメンタルになりすぎないのもよかったかな
・本作を見てオークワフィナの真の実力を実感できた感。自然体な演技が良かった
結構ビリーと似た境遇にいるので色々重ねちゃった。
・個人の意思と知る権利を尊重するか、家族全体で重荷と苦悩を分け合うか。どちらも理解はできる
・お祖母ちゃん退役軍人なのかー
・題材だけ見ると重くなりそうだけどクスッとくる場面を挟むことで上手くバランスが取れてる。主人公が「感情を隠せないタイプだから」と祖母の別れの集まりに招かれないところだったのマジ酷いと思ったけど結局一番気持ちが隠せないの伯父さん達じゃねーか😂の所とかホッコシする
しかしおばあちゃんは気付いていたんだろうか…あんな経歴でもある人が周りの様子から何も察せないなんてことないと思うけどな
移民二世や三世の目を通して見る祖国への帰郷という感じ
オークワフィナは陽キャ的な明るい役が似合うけどこういう重層的な役も上手くて素晴らしいね
