個人を尊重する西洋と全体を重んじる東洋。
文化にどちらが正しいとかいいとかないが、ビリーが葛藤するのはよくわかる。
西洋の価値観からしたら、おばあちゃんに伝えないことはおばあちゃんの意思(ひいて…
A24作品の中でも、もしかしたらこれが一番好きかもしれない。本当に、めっちゃよかった。
アメリカに1ヶ月滞在した帰り、中国経由のフライトの中でこの映画を観た。そのタイミングだったからこそ、心に刺さ…
嘘が悪ではなく、“誰のための嘘か”が大事だと。感情を飲み込むことも、立派な愛情のかたちだと。そういうことなのかな。
ビリーは最終的に、自分の“正しさ”を手放して、家族の一員としてナイナイの嘘を守る…
アメリカかぶれのアメリカ的価値観の染みついた主人公が中国に帰国し死ぬ寸前の祖母に会いにいく話。
アメリカは本当のことを言う文化で個人とは自分のものだから真実を伝える文化、対し中国は個人とは家族や社会…
真実を話すかそれとも真実を隠すか。
というだけの話。
あなたならどうする?
とか投げかけられてくる感じもなく、たんたんに進んで行った。感情を揺さぶってくるでもなく。
中国の宴会ゲームや宴会芸を見…
中国では末期ガンを本人に伝えない。「ガンで死ぬ人はガンではなく恐怖に殺される」からだ。余命わずかの祖母(ナイナイ)と最後の時を過ごす為に嘘の結婚式を計画、世界中から親戚一同が集まる。ルル・ワン監督の…
>>続きを読むオークワフィナ氏がわたしのソウルメイトに出で立ちが似てて、なんだかすごく感情移入した。だから彼女の感じたこととか考えたことをきいてみたいなって、アメリカに住んでる友人くらいに憑依しました。
育って…
アメリカで暮らす一家が、末期癌の祖母を見舞うために中国に戻るお話。
祖母のナイナイに癌を告知するか否かが問題になるが、伯父も伯母も伝えようとしない。
“西洋では個人の命はその人のものだが、東洋では…
東洋中国と西洋米国は死生観が異なると改めて感じた。余命宣告された祖母への告知に賛否両論の家族。大好なばぁばの病気に涙で帰国するヒロイン。真実を告知するか迷う彼女の葛藤が切なかった。告別。Farewe…
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