別に地元大好きでもないし、家族最高！って感じでもない人全員観てほしい。
かつ、地元離れてて、地元がウェットな感じの人ほどより一層共感できるところがあると思います。
観た後で監督のインタビューとかいろんな批評家のコメント調べてみると、東洋と西洋の文化的違いや人生観が象徴的に描かれてる…みたいなコメント多いけど、そんな俯瞰で見ずとも思うところたくさんあるよい映画！
観終わってからナイナイが実在の人物で監督のおばあちゃんだと知りびっくり…あと監督の大叔母さん(一般人)が全然役者さんと見分けつかなかったのもびっくりでした。
ナイナイ役の役者さんがすごくよかったのでもっと出演作品を観たいな〜
家族大事！家族最高！ってのがアジア的な考えだっていうのを再認識しつつ、中国あるあるが笑える場面も挟まりつつで深刻すぎずなところもよかったです。
墓の花がキレイだと誰かにとられるから花びらちぎっとけ！とか、泣いてないと家族を愛してない薄情者と思われるとか…日本人と近いところと近くないところが入り混じってて面白いよな〜
オーシャンズ8から役者としてもラッパーとしてもオークワフィナのファンになり、それがきっかけでこの映画も観たのですがオークワフィナがよかった以上のことがあった、大好きな映画になりました。
監督も何かで言ってたようですが、当たり前だけどオークワフィナってめっちゃアメリカ人なので中国人コミュニティに入ったときの違和感ってのはわかる〜となりました。
かっこよくもあり、愛嬌あってかわいくもなり、情けなくもなるオークワフィナがとにかく最高でした。
歌唱シーンがあったのも嬉しかった。
中国映画的な演出なのか、監督の味なのかわからぬカメラワークが何回かあったのですが結構クセになりそうで好きでした。
ここから先は映画とは関係ありませんが…
コロナ禍前は中国にたびたび出張に行ってたので懐かしい気持ちにもなりました、コロナが収まったらまた行けたらいいな〜〜
何かイベントのときは円卓での豪華な中華料理で全員平たいお皿とお椀の取り皿、中国の昼は質素で夜はネオンビカビカの街並み、中国の感じ満載の歌謡曲などなど好きなところがたくさんでした。
中国の方でこの映画観た人にも、いずれ感想聞いてみたいな〜
