原作第1弾を読んで1回目観ました。
まず、キャストの方の表情や目力、映像美にただただ圧倒されました。原作を読んだのである程度分かったつもりで観たけど、やはり役者さんが演じるのはまた違って、とても台詞の一つ一つが重く刺さってきました。現実を知った時それは確かに残酷だと感じたけれど、七草のほんとに護りたかったもの、真辺への思いに永遠の愛を感じ、とても美しく綺麗でした。
原作2巻目を読み2回目を観た時は、1回目の時より台詞の意味や、言葉を放つ人物の心情により注目して見れたかなと思います。原作だと、自分は水谷さんのようになるべくみんなから好かれようと、鏡になろうとしてしまうので痛いほど水谷さんの気持ちが伝わってきました。だから、佐々岡の言う、｢良い人でいたいだけだろ｣って言葉もすごくすごく心臓を貫かれたように痛かった。真辺の目を見ていると何もかも見透かされるような透き通った瞳が印象的で、自分は真辺に憧れを持ちました。
楽曲も映像美と合っていて素晴らしかった。自分はこの映画に救われました。とても素敵な作品に出会えてよかったです。
この映画はもっともっとたくさんの人に届いてほしいです。たくさんの人の心に届きますように。私のように少しでも救われる人がいますように。
