このレビューはネタバレを含みます
ネオ電車男？みたいな印象抱きつつ仕事帰りに観てきた（この例えすら古いのか……）ドラマは未視聴、ゲームも少しやったことがあって、原作のブログは話題になったとき少し読んだ。
わたしの親も本当に何を考えているのかよく分からない人だったけれど、小学生のときに買ったスーパーマリオを一緒にやったなあ……みたいなこと思い出してたらいつの間にか泣いてしまっていた。開始10分。
寝る前に布団の中で一緒にニンテンドーDSを握りしめていたこと、クリアのために一生懸命頭を捻らせたこと、攻略情報をパチンコ屋のチラ裏にメモを書き殴っていた母親の字の癖、みたいな、そういう些細なことはいつまでも覚えているもんだなあ……とか他人事のように思った。
物語自体は予想外の展開や観客を裏切る結末……みたいなものは一切なく、安心して観られる。悪役もいない。優しい世界。ご都合主義かよと思う進行があっても、冒険譚とは得てしてそういうものだしね。何よりエオルゼアを大スクリーンで観られるという点でゲーマーには堪らん
あと坂口健太郎さんの入浴シーンでマジ卍圧倒的感謝卍みたいなね。そういう気持ちですよ。いい薬です。〜FIN〜
