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ファンタスティック・プラネットの裾のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

自分より先に生まれた先輩映画を観ようの企画、3月の部。"ヤバ色宇宙人映画"というざっくりとしたカテゴリしか覚えてなくて脳内でいつも「マーズ・アタック!」とごっちゃになってたけどようやく観れた。自分禁断の惑星新規です対戦よろしくお願いします。

不穏な雰囲気や明らかに狂った世界観的に絶対バッドエンドなんだろうなーと思ってたから終わり方が予想外でびっくり。アニメーションも独特だしストーリーもだいぶキモいけど私が世のペットを飼う人々にうっすら思う不思議やと不気味さを綺麗に言語化された!という感心が先を行った(編者注※そういう人たちの殆どが心から家族として動物を愛していることももちろん理解しています)。理性ある人間が圧倒的上位存在から一方的な愛玩を向けられることにモヤッとしつつも、ティバとその家族からの庇護があったからテールはきっと最後にあの選択をした訳で……となんとも言えない余韻が残る作品だった。これが73年に公開されてるのスゲー。地球滅亡するときにまた観よーっと
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