“親子で一緒に何かをする機会”って、日常生活において意外と少ない。
作中では、息子が自分の正体を隠してオンラインゲーム上で父親に近づき、絆を育む (自分の知らなかった父親の一面を知っていく)様が描かれていて、もし自分と父親が同じ立場だったら、はたしてどのような父の一面を知れるのだろうと思わず想像を馳せてしまう。
オンラインゲームのような架空の世界では、親子が対等な立場 (むしろ子のほうが優勢)で、自然と共同作業を行えるのだから不思議だ。
現実の立場や年齢、性別を越えて、誰かと繋がれるのは素敵なことだと思う。
オンラインゲームをやってみたくなった。
