ひ

パーフェクト・デートのひのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクト・デート(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

日本だとよくあるサービスだなと思って観てた。偽りの自分を演じ続けることで本当の自分を見失ってしまったって話だけど、逆にああいう活動してたら自分のことよく知っていけそうな気がするのは私だけなんだろうか。

先はよく読めてたけど残念過ぎるな。やりたいことがないからこそ名門校に行くべきだと思う。別にイェールに行くことは全く悪いことではないし、背伸びしてる訳でも自分を偽ってる訳でもないし、逆に地元のコネチカット大に行くという決断こそ偽りの自分なのでは?

なんでアメリカの作品ってアイビーリーグに進学するのを、関西の人の"あいつは東京に魂売ってしまった"と同じような感覚で嫌がられる傾向があるのか。

絶賛視聴中のギルモアガールズでも舞台がコネチカットで皆同じような進路に進んでいたので余計残念さを感じてしまって辛かった。あちらでさほど頭の良くない彼氏が進学したのがコネチカット大学だったから、イェールに行ける頭脳があるらしいブルックリンがわざわざレベル落として地元大学に進学するのはいただけない。

バニラは普通だけど普通が一番のはわかるし、バニラ呼びも可愛かった。確かに金持ちは皆知り合い同士なのは本当に不思議。共感ポイントもいくつかあるだけにこの結末は残念だった。

割とステレオタイプなキャスティングなのも本当の自分とは?を描くための狙いだったのか。カミラ・メンデスはいつもあんな感じだし、ノアくんはいつも健全な青年役でローラ・マラノはいつもダンスが下手。
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