みやっしー

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジングのみやっしーのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

※鬱+疲れというコンディションで観た結果、荒ぶっています。ご注意下さい。後日書き直します多分。


映画が始まる前に『鬼滅の刃』→『名探偵コナン』→『ドラえもん』→『ヲタクに恋は難しい』、の順に予告が流れ、「エモい!」「尊い!」「またか工藤!」「(泣)」「賀来賢人~(笑)」と心の中で叫びまくりテンションが鯉のぼりよりも上がった状態で上映スタート。
(最近涙腺とテンションのブレーキが壊れています。)

開始早々、カーアクション&ヒーローVSヴィランのバトルと胸熱展開。そして満を持してのホークス登場にテンションがぶち上がった。でも、視聴者の心をかっさらった彼はこれからしんどい目にあうんだよなぁ、と思うとほろりときた。
そして物語主人公たちサイドへ。
ほんわかしたりシリアスだったり「高校一年生の時点でこんなに働いて、人のことを想えるって良い子達過ぎる…」とまたもやほろりときた。
でも高校生らしい一面もあって、この作品の魅力である人間性の描写が、やっぱり好きだなぁ凄いなぁと思った。
超人社会というものの中で生きている彼らと、私たちの社会が違うのだから、その中で芽吹き育まれる心も違ってくるものだとは思うけど、誰かのために、守るためにと傷ついて、それでも「更に向こうへ」と進み続ける彼らに涙を流さずにはいられない。そしてその『誰かのために』がどこか自分の中にもある気がして、自分も鼓舞されるから更に涙が流れてくる。
そうして物語は進んでいき、最終決戦。1-A組皆の言葉と行動が、それまでの彼らを思い出させ、がんばれ!がんばれ!と応援したくなる。
そして最後も最後の戦い。こんなことして良いんですか堀越先生(泣)となりながら最早高尚ななにかを観ているような気持ちで戦いを見守る。決着がつき、「さようなら、ワン・フォー・オール」と言い、涙を流す出久くんに、でもきっと爆豪が目を覚ましたら「こんなんなくても自分の個性でNo.1ヒーローになるわ!クソデクが!」とか、「俺に勝つって言っておいてこんなとこでやめようとしてんじゃねぇ!」とか、とにかく罵詈雑言と彼の思いを叫びながら自分の髪の毛でも突っ込んで戻すんじゃないかなとか、そんなギャグを心の安寧のために望んでいたらまさかの気絶オチ。
先生!個性譲渡に意識云々の必要性について説明していましたか!?先生!?それでいいんですか先生!?と一人混乱したがこれは私だけ…?まあ出久くんから個性がなくならなかったからいいよね!そうなのだ!全くもってその通りなのだ!へけ!と小芝居で心をごまかす。そうしないと納得が出来ない。
そこはさておき、危惧していたゲスト声優あるあるもなく、むしろ井上芳雄さんも今田美桜さんも凄く上手で、これからも何かしらの作品で声優として演じてくださったら嬉しいなと思った。
ので、結論としては
面白かった!最高!相変わらず1-A組の子達は良い子ばっかり!夢を叶えてくれ!君はヒーローになれる!
でした。
(最近生きてるだけで人って偉いって思うのでほんとに彼らは良い子だよ…)
アニメも漫画も、これからも応援&楽しんでいきます!