はるはる

TENET テネットのはるはるのレビュー・感想・評価

TENET テネット(2020年製作の映画)
5.0
この作品ほんとに好きすぎて映画館2回行ったし(そのうち1回はIMAX)、配信初日に購入して観たし、サブスクで出てきてからは5回以上見てる。

とにかく、初めて観た時はノーーーラン!何て作品作ってくれてんねーーーん!って感想しかなかった。

まず主人公!名もなき男!!!?ってなるのに名前がなくてもちゃんと話が進む。主人公なのに名前がないなんて誰が想像しただろうか…?

突如現れるニールに、いや、キミ何者…?って思うけど、このニールととにかく最強なタッグになる!個人的にニールが好きぃぃぃ!!!トワイライト、ハリーポッター通ってきた人は成長したロバートパティンソンを観て!

最重要人物のセイター(ケネスブラナー)!こちらもハリーポッター、オリエント急行殺人事件で知ってたけど、別人すぎて最初気づかなかった。これまた個人的ですが、テネットで一番魅せてくれた人だと思う。

あと、物語と全然関係ないけど、キャット役のエリザベスデビッキさん大きいなぁと思ってたら身長191cmもあるらしい。そこも注目点!←

内容に関してはとにかく伏線ありすぎ。初っ端のオペラハウスのシーンからもう何が何だか状態なのに、ラストに進むにつれて少しずつ伏線回収されていくこの感じ。さいっっっこうに脳みそ使うけど、この感じがさいっっっこうすぎる。

銃の弾とか考えても考えても、どうなってるか追いつかない。
時間軸の考え方がとにかく乱される。あれ?いまこれどっち?ってなりすぎて頭の中大混乱。

こんなに難しいのに、終わった後大満足なうえに伏線の内容知ってしまうともう1回観たい気持ちが超絶湧き上がってくる。2回観ても難しいことに変わりはない。
でもこんな満足度の高い映画に出会えて幸せ。
最近はYouTubeで解説動画まで漁っている始末…。

赤と青のワーナーの伏線を知った時は衝撃的すぎてもう言葉が出なかった。すごい!さすが!そんな所から伏線張り巡らせるなんておしゃれ!!!そして気づいた方もすごい!!(ワーナーの伏線を知らない方は是非調べてください!)

今はだいぶテネット熱落ち着いたけど、きっと死ぬまでにまた何回も観たくなるであろう作品です。