映画業界復興の要ともいえる、コロナ後初の超大作｢TENET｣。グランドシネマサンシャインで行われた最速上映、チケット争奪戦の中なんとか席が取れたので行ってきました。
24時から上映開始で終了が26時半。終電間際で人通りの少なくなった池袋の街に、映画オタク達が集結する光景は異様でした。笑
ハードルが爆上げな状態で見たわけですが、面白い面白くない以前に全然理解できませんでした。笑 今までの色んなノーラン映画の要素をごちゃ混ぜにしたような映画であるのに、どこか今までのノーランとは違う。
この映画、何が厄介って設定とストーリーの両方が複雑であること。自分で言うのもあれですが、比較的頭は柔らかい方なのでSF的な設定はまだ理解出来た。ものを燃やすと凍ったり、時間を遡っている最中は酸素ボンベを付けなければならなかったりといった現象は何となくわかる。
が、そっちの理解に神経を集中させたせいでストーリーは全然わからなかった。誰が、何の目的で、何をしているのかという説明が欠如しており｢今何してるんだっけ？｣という疑問が何度も浮かび解決できないまま次の疑問が浮かぶという。
まあもう一度万全のコンディションで見てみたいと思います。はなから1回で理解しようとは思っていませんでしたが、これは予想以上に難解。
