音楽が最高にカッコよくて役者さんも衣装も超カッコいい!
クリストファー・ノーラン監督の集大成?みたいな映画◎
SF的な設定を一言「エントロピーを減少させる」で済ませているのはすごくコンパクトでいいと思う
不可逆的な変化が起きたときにエントロピーは増大する、というのが熱力学の第二法則で、だからエントロピーを減少させるテクノロジーがあれば時間が巻き戻ったように見えるよね?という一点突破の設定
今回も複雑そうに見えるお話だけど、細かい設定は追わなくても(多分追わない方が)楽しめる
お話の複雑さはある程度まで掘っていくこともできると思うけど、なんとなくで見ていても大体の流れは伝わるように作られているし、最終的にはそれ以上のことはなさそう、と思う
純粋にエンターテイメントの作品
説得力というよりも(多分監督が浸って欲しかった)不思議な映像体験へのエクスキューズとしての設定、ということなんだと思う
でも、画面中で(時間的にも)縦横無尽にあらゆるものが動くので、視覚情報がパンクしてちょっと酔ってしまった(ぼくは画面で複数動いているものがあると全てを目で追おうとしてしまうみたいだ…)
それだけに、2時間30分の上映時間はちょっと長すぎと感じたな…2時間ちょうどくらいに収めてくれた方が余韻を含めて楽しめるんじゃないかという気がする
シンセベースや音色が変化していくアルペジエイターがすごくカッコよくて耳に残る
超長身のエリザベス・デビッキが本当に美しくてカッコいい!
主人公達のスーツ姿も素敵で大変によい◎
IMAXで見てよかったと思った(通常版、IMAX版、4DX版があるけれど、個人的にはIMAXで観るのがオススメ!本当に音が超カッコいい!)