ノーラン監督にハズレなし。ほんと時間という概念の使い方がうますぎて、彼は未来人か宇宙人だと確信しています。
そしてまたしてもわけのわからない傑作を作ってくれました。まだ一度観ただけですが訳が分かりませんでした。ただ、凄いってことだけはわかる。緻密に考え抜かれた時間の設定とトリック。それだけはわかる。観賞後にはまた凄い映画を観た…という感覚になるのですが、ストーリーや設定に頭が追いつけていないのでスコアは4.5に。
主人公と相棒、ヒロイン、悪役、登場人物全員がどこかアンニュイな表情なのはそれぞれが複雑なストーリーを持っているからなのか。身にまとう衣装も気持ち燻んだカラーリングで、すこしだけセピアな映像はインターステラーの序盤を思い出させる。
リアリティを追求したとてつもないアクションが繰り広げられんだけど、どうにも物憂げな雰囲気を纏った映画です。
とにかく3度観るまで観客に語らせない、罪な映画です。
