超ええかげん批評さんの映画レビュー・感想・評価

超ええかげん批評

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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.0

現代版シンデレラとして女性の自立を前面に出した新解釈ストーリー。
ただその描き方は旧態依然とした価値観の少し間抜けな男性というキャラクターを対比にして自立心の高い女性の溜飲を下げさせてるだけのように感
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

2.0

自分のクローンとの対決という設定は面白いんだけど、まーCGが酷かった!
なんでもない海辺の街での1シーンで背景と人物が浮きまくってるし、ただ飛行機が飛んでるだけのシーンはとてつもないオモチャ感。
3D
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種差別の色濃いアメリカ南部のコンサートツアーを通じて不条理を感じさせながらも次第に友情深めていく、事実を基にしたロードムービー。
 
わざとらしいアクションシーンや大立ち回りも無く、激情は黒人差別に
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

2.0

長い。とにかく長い。それはいいとして、原作を知ってないとわからないネタも多く支離滅裂に感じた。キャラ同士も団結団結と言うわりにはどこか噛み合っていない。
フラッシュはスパイダーマンのようなムードメーカ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.5

ウォール街で成功した男がある日目覚めたら平凡な人生を送る自分になっていた。
様々な葛藤の中で人生で大切にすべきものを見つける、という感じ。

とても良い映画だったけどこの手の話にありがちな、成功者が犠
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

1.5

キアヌと、昔好きだったウィノナライダーが出てるからって全く期待せずに観たらやはり期待通りでした。
始めから終わりまでずーーっと2人で喋ってる。喋ってる内容も面白いわけでもなくどうでもよすぎて何喋ってる
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.0

謎めいた屋敷、大海原、荒くれ者の街、洞窟と舞台を転々としながら、動物達とワイワイと苦難を乗り越えていく。
子どもに観させておくと良い映画だなぁという感じの冒険ファンタジーの王道映画。

エディマーフィ
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バックドラフト(1991年製作の映画)

4.5

数十年振りに視聴。

消防士という職業を舞台に兄弟愛を描いた名作、、という印象を持っていたけど、数十年振りに観たら良質な刑事ドラマでした。ロバートデニーロが画面に出てきた時の存在感が凄い。ドナルドサザ
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

数十年振りの視聴。
子どもの頃に観た時はよくわからないけど少し暗めの青春映画くらいに思っていたけど、語り手である主人公と同じ年代の大人になって観たときにこの物語の深さがよくわかる。

田舎の閉塞感と不
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

1.5

下品なパリピが郊外の別荘に遊びに行ってゾンビ化したビーバーに襲われる話。

久しぶりにこんなアホな映画観ました。テレビでしょーもないバラエティ見るかこの映画観るかどちらか選べと言われたのでこの映画を観
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.0

サブプライムローンの破綻とそれに伴う市場の大暴落(リーマンショック)を見抜いた数名の物語。ポスターやCMでは有名俳優の4名しかフォーカスされてないけど実際はアクティブな仲間達が何人かいます。また、副題>>続きを読む

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

2.5

イタリア建築界の男女差別という背景でありつつも暗さは感じさせないドタバタコメディ。
ヨーロッパ映画はいつも起承転結があまりハッキリしなくて中盤以降はダレてくるんだけど、この映画は笑いのセンスは古典的な
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.0

流し見するのにちょうど良さそうなB級感だと思って鑑賞。
ホワイトハウスにテロリストが襲撃。偶然大統領SPの採用面接を受けに来ていた元軍人と、ついでに大統領も大活躍する話。

見せ場のないリーダー、ヒョ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

ノーラン監督にハズレなし。ほんと時間という概念の使い方がうますぎて、彼は未来人か宇宙人だと確信しています。
そしてまたしてもわけのわからない傑作を作ってくれました。まだ一度観ただけですが訳が分かりませ
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

TENET公開に向けてのノーラン祭りのおかげで念願の映画館での鑑賞ができました!

個人的に思うのは、この映画は音による雰囲気作りが素晴らしい。
地球を蝕む砂嵐とそれに抗うようなトラックの哀しげな音、
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インセプション(2010年製作の映画)

5.0

久しぶりに凄いSF映画に出会った!と思ったのは公開から2年くらい経ってようやくこの映画を観た時だった。マトリックス以来の衝撃。映像とアイディアの革命だと思った。リアリティを追求して妥協を許さないのはキ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0

IMAXで観ました。

8月中旬にこの映画を観れたことに感謝。

民間の船乗り、若い陸軍兵士、戦闘機パイロットの3つの視点が同じ時間軸を行き来する。1つの視点で常に深刻なトラブルが起き、それを乗り切っ
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7500(2019年製作の映画)

4.5

登場人物はわずか数人、舞台は狭いコクピットの中のみ。その中で状況が目まぐるしく変化し、怒声や物音が響きわたる凄まじい緊張感。
普段ニヤついた役柄の多いジョセフ・ゴードン=レヴィットだけど今作ではかなり
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

2.5

爽やかで軽快なテンポで物語が進むのでエンタメとしては楽しめるが、御都合主義な設定が見え隠れしてたのでスコアは低め。古い仕事のやり方の良し悪しや若者との距離感についての悪戦苦闘を期待していましたが、言う>>続きを読む

宇宙兄弟(2012年製作の映画)

1.5

原作のコメディ感、テンポの良さ、主人公の泥臭さとユーモアな。そういったポップで軽快な世界観に寄せたがってるけどどうにもならない感じがもどかしい。全編通して無表情でウジウジしている原作と真逆な主人公。会>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.0

感動モノに振り切るのかと思いきや、コメディ感溢れた良い映画でした。
強い意思と不断の努力で逆境に立ち向かう主人公と、彼を応援し支えてくれる家族や友人、上司達。実話をもとにしているだけに現実はこんな善意
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

ビートルズ好きには見逃せない、SF設定のポップな一作。
まあまあ面白かったけど予告で観て期待した爽快さやコメディ感はさほど感じませんでした。ビートルズの楽曲を披露し賞賛を浴びながらもどことなく後ろめた
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

3.0

オーケストラを舞台にしたどたばたハートフルコメディ。フランス映画にありがちな何とも抑揚のつかないテンションで展開され、キャラの濃い人物は多いものの正直笑いどころがよくわからないネタが多く、ぐだぐだ感は>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.5

実話を基にした映画ということで、観終わった後は言葉になりませんでした。
過度なドラマチック性や誇張感もなく、且つ思わず見入ってしまうストーリー展開。終盤の物語のたたみ掛けが自然の脅威、火災の怖ろしさを
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

2.5

1人ずつ順番に向かってきてくれたり、キアヌに当てる時にはゆっくり走る車だったり、投げ飛ばしたら起き上がるのを待ってくれたり…。そんな現代ハリウッドアクション版時代劇な映画の続編。
そんな予定調和を楽し
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パディントン(2014年製作の映画)

3.5

子ども向けだけに非常に明快でテンポが良く、世界観を受け入れられれば大人でも十分楽しく観られますね。
この映画で特筆すべきは風景の綺麗さです。この手の映画は実写化ディズニー映画のようなCGによる不自然で
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

3.0

試写会にて。

実在したシリアルキラーを恋人の視点から描きつつ、熱のある法廷バトルを観られます、
ザック・エフロンが悪役を演じるという浅い知識で臨みましたが、劇中のザックの90%位は善人にしか見えませ
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神様メール(2015年製作の映画)

2.5

このジャケットとあらすじからただのコメディ映画かと思って観はじめました。
陰鬱な空気と物悲しげなピアノサウンド、時にシュールギャグを交えながら物語はすすむ。
オムニバス形式のような話の進め方は面白いが
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.5

毒をもって毒を制すというコンセプト(?)でメタヒューマンを倒そうというお話。
だけどスーパーマンに対抗する為の組織なのに、主役キャラはほぼ人間。一番の大物っぽい人外キャラは敵になるし、そりゃバットマン
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.5

不気味で冷酷なジョーカーのバックグラウンドを、終始下級市民の目線で追ったドキュメンタリー映像のようであり、彼の異質さを挙動と表情で表現した役者が見事。
『her』でAI音声相手に純粋な恋愛をした真面目
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.7

この映画の見どころは何と言ってもジョーカーの存在である。これまでのバットマンシリーズではアメコミらしさのあるどこかコミカルなキャラクターで描かれていたジョーカーが、本作では完全なる悪人として登場する。>>続きを読む

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

2.0


観る前にはよくある、死を目前にしてもポジティブに生きる姿を描いた悲しくも明るい映画かと思ってましたがそうじゃなかった。ポップなジャケットに騙された。
余命宣告を受けても誰にも打ち明けず、仕事は続けな
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ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.4

‪豪華な俳優陣の割にスケールは大きくはない映画だが、笑いありサスペンスありで上手くまとまっている。‬
‪1977年のアメリカが舞台で街並、音楽共に世界観も楽しめる。‬
‪ムサい主役2人ににホリーのキュ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.9

陽気な音楽の中で息子との交流を深めるロードムービーの名作。
シェフという名の映画だけあって、出てくる料理は全てめちゃくちゃ美味しそう。
そしてマーベル映画かと思うような豪華俳優陣。そしてそんな登場人物
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

4.5

一昔前には考えられなかった豪華アクションスターの共演。彼らが同じ画面に映っているのはCGじゃないかと思うほどだ。アクション映画と共に育ってきた私としてはそれだけで満足。そう、それだけで満足しました。映>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

主人公の微妙に冴えない男加減とヒロインの嫌味のないキュートさがとても良い味だしてます。
街並みや風景のちょっとした描写が美しい。
タイムトラベルというSF要素をスパイスに、ロマンス&コメディと家族愛を
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