見る前は『メメント』の焼き直しか?とか、弟のジョナサン・ノーランいなくて大丈夫なのか?とか思っていたけど杞憂でした
時間の逆行という、なじみのないSFギミックをメインにすえた今回の作品
それをパラレルにえがくだけではなく、ハンス・ジマーから推薦されたルートヴィッヒ・ヨーラソンのとんでもなく過激なサウンドデザインが絡み合って最高にカオティックな作品に仕上がっています
特にカーチェイスのシーンはパンフレットの解説でもまだ読み取れてないですと正直にかかれる場面があるほどにタイムラインが絡み合っている、時間の逆行が演出できる混乱のピークが待っています
そのほかは光の色、音の逆再生など逆行を示すアイコンが散りばめられていたり、自由意志や映画史に対するメッセージなど割とわかりやすくつくられているなと思いました
とまあ色々書きましたが、とにかく音と映像に圧倒される体験は最高だな!って作品でした!オススメ!
TENETの説明のときの手の形がたまたま自分がしていた指の組み方で、ちょっと感動