ノーラン好きなので、ちょっと採点が甘いかもしれません。
冒頭の時間逆行についての導入で、「直感だ」とか「考えるな感じろ」とか言ってたから、直感的に見ようとしてみた。
無理じゃん笑
時間逆行のルールが馴染みがないから、一旦噛み砕いてから理解しなきゃいけないからワンテンポ遅れるが、映画の展開は待ってくれない。トドメに順行と逆行の混在した作戦でパニックですよ。
逆行してんだか順行してんだか何だか良くわかんないけど、とてもカッコいいアクションシーンの迫力は凄かった。ただ、それらで物語の細部を無理矢理説得された感じは否めない。
メメントと比較される映画だと思う。共に主人公の感覚を追体験させることを重視して脚本が書かれていると思った。メメントはあまり好きではないがこの映画を気に入ってしまったのは迫力のアクションシーンの有無だろう。糞ダサイ酸素マスクにも、まあそんなもんか、と納得してしまった。悔しい。
話は変わるがこの作品に出てくる、服がとても素敵で目を奪われた。男性陣のスーツもそうだが、女性のワンピースやスーツもとてもエレガントで格好良かった。
ノーラン好きならみた方がいいというレビューを見た。確かに。特にメメント好きな人は、今ノーランがメメント撮ったらこうなる、を感じられる作品だと思う。
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